2018年1月のホール企業採用熱、過去3年で最高値

パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2018年1月の採用意欲は前月比で概ね横ばいとなり、2015年、2016年、2017年の過去3年間の1月の値としては最高値となったことがわかった。
 
この数値について同社の嶌田統括マネージャーは「例年と大きく異なるのは、これまでほとんどの企業が採用を休止していた年末年始のあいだ、積極的に採用活動を行った法人が比較的に多かった点。そうした法人は継続して採用意欲が高い状態にあるわけだが、その影響で結果的に良い意味で浮き沈みが少なくなり前月並みを維持した」と話す。
  
「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。
 

2018年1月のホール企業採用熱、過去3年で最高値画像

年末から年明けの業界は、認定、みなし問題といった現行の設置遊技機の取り扱いに大方、目処がつき、さらに、2月から施行される新規則に準じたパチンコ、パチスロ新基準機の見通しについても、射幸性が大幅に抑えられるという大前提はあるにしろ、ゲーム性の多様な遊技機を開発できる素地が供給団体の内規や自主規制の整備で整えられ始めるなど、2017年秋頃の改正規則の内示以来、供給側を中心に業界全体を覆っていた絶望的な雰囲気が薄れ始めるという流れもでていた。
 
こうした業界状況を背景に、2月についても、前年同様の高い採用ニーズがあると嶌田氏は推測。「事業拡大や組織再編に伴う継続した採用ニーズや、春先、GWに向けてグランドオープンを計画している企業からの求人依頼が増えており、1月末時点でかなりの動きがある」と分析する。その一方で、求職者の動きは低調かつ、慎重さが目立っているということで、「人材を求める企業側には、これまで以上に、求職者に歩み寄った柔軟な対応が求められるだろう」とした。

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