ぱちんこ広告協議会が社員総会と基調講演

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パチンコ業界における広告・宣伝に携わる企業で組織する「ぱちんこ広告協議会」は12月4日、都内港区のTKPガーデンシティで第1回社員総会を開催するとともに、他産業における広告の自主規制を学ぶ基調講演を行った。
 
挨拶で大島克俊理事長は、設立からの2年間で業界環境が大きく変化した現状を示し、「当協議会もその変化に応じ、様々な取り組みを実現化させていく必要性がある。今後の展望を会員企業の共通認識とし、今後のぱちんこ業界と会員企業の発展に繋がる場にしていきたい」と述べるなどした。
 
社員総会では、第1期の事業報告および収支決算などを原案通り承認。第2期の活動方針では、ファンが選ぶ「遊技機アワード」を2018年3月に開催する予定や、広告宣伝に関する共通課題を研究し、ガイドラインの随時見直しを行う方針などが示された。
 
基調講演では、たばこ業界の広告における自主規制について、日本たばこ産業渉外企画室の鈴木祐介課長が説明。たばこに係る広告については、国内法であるたばこ事業法の下、施行規則や財務省告示、日本たばこ協会自主規準に沿って実施している現状を解説した。
 
また、ソーシャルゲーム業界が2012年に「コンプガチャ」の問題に直面した際に立ち上げたJASGAについて、ディー・エヌ・エー渉外統括本部の小林大介氏が概要の説明を行った。
 
同協議会はパチンコ業界における広告・宣伝における基準の明確化などを図り、その適正化に取り組むことを目的に2016年5月に11社で設立。現在は43社が加盟している。
 

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