4名の講師が2018年のパチスロ市場を解説

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グローバルアミューズメントは9月27日、都内五反田で今後のパチスロ事情に特化したセミナー「S1グランプリ」を開催。4名の講師が2018年の市場を勝ち抜くための提案などを行った。
 
講演順を決める抽選の結果、トップバッターとなったエスサポートの三木貴鎬代表は、規則改正後の6号機市場について、遊技機の入替に頼った営業の限界と、コイン単価が2割から3割減少する環境下で維持できる態勢作りの必要性を解説。機械スペックが厳しい「守りの時代」は出玉で集客すべきとし、一方で各種ランニングコストを見直す重要性に触れた。さらに三木氏は、旧基準機30%以下となった場合の機種構成を例示し、ノーマルタイプの重要性や旧基準機の脇役機の再設置によるローテーション戦略を語った。
 
次いで、リ・デザイン社の小野真二郎氏は、過去の事例も交えながら、遊技機規則の改正はビジネス上の前提条件の変更だとして、5・9号機から6号機までの流れを正確に把握し、その流れに逆らわないことの重要性を解説。単価と移動距離が比例する法則を示し、遠くから集客できる機械による「連続増台」や、中古市場で安価な遊技機による「高速ローテーション」などを解説した。
 
第三講座を受け持ったグローバルアミューズメントの青山真将樹代表は、最近の市場環境を整理した上で、アンケート調査を元にしたプレイヤー動向を軸に固定島や低価貸コーナーの機種構成シミュレーション結果を解説した。青山氏は、2018年に限っていえば、来店動機作りなどの面でも一定の機械代を使った方がいいとしたほか、多様化する客層に合わせて、バラエティ客に支持される営業の必要性を述べた。
 
また、PSトータルサポートの北野良代表は、2018年から2021年までの主要機種の撤去期限を示し、それぞれのタイミングで5・9号機、6号機、中古機といった区分をどう活用していくかを解説。さらに、改正規則の内容から算出した6号機のスペックを説明した。
 
4名によるセミナー終了後には、当日、もっとも内容が良かった講議を受講者が選ぶ試みが行われ、投票の結果、小野氏が1位になった。
 
 

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